七五三の定番である千歳飴。
ただ、千歳飴はその長さから一度に食べ切れるものではなく、余らせてしまうご家庭も多いのではないでしょうか。
七五三の縁起物であるからこそ、上手く活用して美味しくいただきたいですよね。
そこで「千歳飴のアレンジ・リメイクレシピ」について解説します。
千歳飴を親子で楽しむさまざまな方法を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
千歳飴の正しい食べ方は?
千歳飴の食べ方に決まりはない
千歳飴の食べ方に決まりはなく飴として舐めて食べるのが基本です。
しかしながら、一度に食べきれない場合や小さい子どもは誤飲、食べ過ぎ、虫歯などを心配する親御さんもいるでしょう。
「千歳飴は折っても大丈夫?」と疑問を抱く方もいますが、折って食べても問題ありません。
千歳飴を折るには手で折るまたは、めん棒などで叩き折る方法がありますが、綺麗に割れず破片が飛び散る恐れがあります。
そのようなときは、袋ごと電子レンジで少し温めると包丁やキッチンバサミでも簡単に切ることができます。
千歳飴は何で出来ている?
主な原料は砂糖と水飴
千歳飴はでんぷん、米飴、水飴、砂糖などで出来ています。
シンプルな材料で出来ているため、ご家庭でも作ることが可能です。
水飴と砂糖に練乳(スキムミルク)を加え加熱し、形成することで千歳飴が完成します。
簡単に作ることができるので親子で作ってみるのもおすすめです!意味や由来など千歳飴について詳しく知りたい方は、こちらの記事もお読みください。
千歳飴のアレンジレシピ7選
千歳飴は砂糖として活用できる
千歳飴は砂糖として活用することでき、おやつや料理にアレンジすることができます。
そもそも千歳飴には、祖父母や親族に七五三の内祝いとして喜びのお裾分けをするという風習があり、子供の成長を祝うと共に長生きすることを祈って家族みんなでいただくものでした。
昔からの風習にならって千歳飴のお裾分けや、千歳飴をアレンジしたお菓子を親しい人たちにプレゼントするのも喜ばれるのではないでしょうか。
1.ホットミルク
鍋に牛乳と千歳飴を入れ、温めるだけで出来る手軽なアレンジレシピです。
一気に沸かすと千歳飴が溶けきれず牛乳が噴き出してくるので、弱火で様子を見ながらゆっくり溶かして温めてください。
千歳飴には水飴が入っているので、普通のホットミルクとはひと味違った美味しさがあります。
イチゴ味の千歳飴ならホットイチゴミルク、チョコ味ならホットチョコミルクになります。
甘さは千歳飴の量で加減してください。
大人はティーバッグを入れてロイヤルミルクティーや、インスタントコーヒーを入れてカフェオレにするのもいいですね。
2.大学芋
大学芋はさつまいも・みりん・醤油で出来るので、家庭の台所にある調味料で作ることができます。
- 千歳飴を水で溶かし、みりん・醤油で味をつけ、粘り気が立つまで煮詰めてタレを作ります。
- さつまいもは素揚げか、揚げずに電子レンジや炊飯器で蒸すとより手短にできるでしょう。
- 最後にタレを絡ませたら完成です。
3.ミルクプリン
プリンも材料を煮溶かすだけなので、簡単&美味しいおすすめスイーツです。
材料は千歳飴、牛乳、粉ゼラチンです。
- 粉ゼラチンは水で溶かしおきます。
- 千歳飴と牛乳を鍋に入れて弱火にかけ、吹きこぼれないように注意しながら千歳飴を溶かしましょう。
- そこに水で溶かした粉ゼラチンを加え、更に溶かします。
- 最後に容器に入れ、冷蔵庫で冷やし固めたら出来上がりです。
そのままでも美味しいですが、さらに生クリームやフルーツでデコレーションすると千歳飴が豪華なデザートに大変身します。
4.キャラメル
千歳飴の大量消費に最適なのがキャラメルです。
固める前のキャラメルソースをポップコーンやバニラアイスにかけても美味しいです。
- 鍋に千歳飴と水を入れ煮詰めていくと、茶色に色が変わりカラメルソースになります。
- そこに牛乳または生クリームを混ぜます。
- お好みでバターを入れると、風味が増すのでおすすめです。
- 温めたカラメルソースはクッキングシートに敷き、冷蔵庫で冷やして固まったら完成です。
クッキングシートを使ってキャンディのように1個ずつ包装すれば、ちょっとしたお配り用のプレゼントにも最適です。
5.フルーツのコンポート
七五三の季節に旬を迎える梨やりんごなどのフルーツを使ってコンポートにするのもよいでしょう。
コンポートの作り方はフルーツを水と砂糖で煮詰め、少量のレモン汁を加えることで出来ますが、砂糖の代わりに千歳飴を溶かして作ることができます。
ジャムのようにヨーグルトにかけたり、フレンチトーストに添えても美味しくいただけます。
6.煮物などの料理
千歳飴は料理にも使えるので、煮物の甘味料として用いるのもよいでしょう。
照り焼きチキンやブリの照り焼き、生姜焼きなどの料理と相性が抜群です。
いつもの料理が一層美味しくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
千歳飴の基本の食べ方や、アレンジ・リメイクレシピを紹介しました。
- 千歳飴の食べ方に決まりはない
- 折って食べてもOK
- 千歳飴は砂糖としてお菓子やおかずの料理に活用できる
お菓子や料理にリメイクすることで千歳飴をより楽しむことができます。
上手にリメイクし、家族みんなで美味しくいただきましょう!