七五三の食事会の段取りを徹底チェック!場所や予算はどうする?誰を呼ぶ?

七五三の準備はフォトスタジオ選びや七五三詣の参拝先、子どもの衣装選びなど決めることがたくさんありますよね。

そのうちの一つが「七五三の食事会」。

新型コロナウイルス感染リスク防止による大人数での会食制限が緩和されたことで、久しぶりに家族で集まって七五三の会食をしようと考えている方も増えているのではないでしょうか。

そこでこの記事では、七五三の食事会の段取りや基本的な知識を解説します。

確認しておくべきポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

七五三の食事会の場所はどこにする?

ホテル・料亭

お祝いの場にふさわしい料理が用意され、時期によっては七五三専用のプランが設けられていることもあります。

食事会に参加する祖父母へのおもてなしや、フォーマルな食事会を希望する場合に最適です。

カジュアルなレストラン

形式張らず、お肉やお寿司など子どもが好きな食事に合わせてレストランを選ぶのもよいでしょう。

和食のチェーン店では、手頃な価格帯でお祝い膳や日本料理をいただくことができます。

自宅で食事会を開く

自宅で開催する食事会は、アットホームにお祝いすることができます。

落ち着いた環境のなかで過ごせるので、子どもの機嫌が悪くなっても安心して休ませることができるでしょう。

こちらの記事では、自宅で食事会を開くメリットについて解説しています。

七五三の食事会はおうちで!段取りやおすすめのメニューを紹介

七五三の食事会のお店の選び方

個室があるお店

人数が多いときや小さい兄弟・姉妹がいる場合は、個室だと周囲の目を気にすることなくプライベートに過ごせます。

また、着物から洋装へのお着替えもできます。
食事中は洋装に着替えることで、子どもの体力的な負担の軽減と食べこぼしなど着物を汚す心配がありません。

お座敷のあるお店

個室であることに加え、お座敷の席だとより落ち着いて食事会を行うことができます。

子どもの疲れが溜まった際、少し足を伸ばすことができたり、眠たくなってしまったときは横になることも可能です。

アクセスの良い店

午前中に七五三の参拝を済ませ昼食を兼ねて食事会を行う場合、参拝先の神社・お寺からのアクセスの良さが重要です。

立地の良さやアクセスの利便性を考慮し、移動がスムーズに行えるようにお店を選びましょう。

特に七五三シーズンの土日・祝日は、神社に併設された食事処や近隣のレストランは混雑します。
事前に予約をしておきましょう。

その際、七五三のお祝いであることをお店に伝えておくと子ども用のイスや席を用意してくれる場合もあるので安心です。

どのような食事メニューにする?

日本料理・懐石料理が定番

一般的に和食を選ぶ方が多いですが、七五三の食事に決まりはありません。

縁起物が使われている料理や、お祝いの場にふさわしい特別感のある食事内容を意識しましょう。

子どもが好きな料理を選んでもOK

和食にこだわらず洋食や中華料理を選んでも問題ありません。

主役である子どもの好みに合わせた食事をメインに選ぶのも選択肢の一つです。

七五三の食事会の予算はどのくらい?

外食の場合の費用相場

外での食事会をする場合、1人あたりランチは3,000円〜5,000円前後ディナーでは10,000円〜が相場の目安となります。

別途、個室を頼む場合は個室使用料金が加算され、アルコールを頼むと金額が上がります。

自宅で行う場合の費用相場

食事内容やボリュームによって費用は変動しますが、軽食やおつまみが入ったオードブルの相場は5,000円〜が目安となります。

仕出しのお弁当は1人前につき2,000円〜3,000円、お祝い膳のお弁当やハレの日にふさわしい豪華な食材を使ったお弁当は4,000円〜を目安として考えるとよいでしょう。

予算を安く抑える方法

食事会の費用はゲストの人数、食事会を開くお店によって異なります。
ゲストの人数が多い場合は、自宅で食事会を行う方が費用を抑えられるでしょう。

一方、少人数ではレストランで食事をする方がコストパフォーマンスが高い場合もあります。

食事会を開く際のチェックポイント

誰を食事会に招くのか

一般的に七五三の食事会は両家の祖父母を招いて行います。

祖父母だけではなく曾祖父母、親戚、親しい人々も招いて盛大に行う場合もあれば、ゲストを招かずに子どもと親御さんでお祝いするご家庭もあります。

予算との兼ね合いや祖父母の意向を確認し、誰を招くのか家族内できちんと話し合って決めましょう。

支払いは誰がするのか

基本は子どもの両親が食事会の費用を負担します。

主催者である子どもの両親が祖父母を招くため、おもてなしとして食事代を支払うケースや、七五三のお祝い金を食事代にあてるパターンも多いようです。

ただし、地域の慣習によっては祖父母が費用を支払う場合もあります。

会計をスマートに済ませるため、事前に誰が支払うのかを明確にしておくと気持ちよく食事会を終えることができます。

同日に行うor別日に行うのか

七五三詣とは別日の食事会にもさまざまなメリットがあります。

当日予定が合わず参加することができなかった祖父母を食事会に招いて、当日の写真をプレゼントするなど七五三の日を振り返りながら思い出を共有するのもいいですね。

まとめ

七五三の食事会の組み方と確認しておきたい点を紹介しました。

  • 七五三の食事会は外食または自宅どちらでもOK
  • 食事メニューは日本料理や懐石料理が定番
  • 子どもの好きな食事を選んでもOK
  • 誰を招くのか、誰が支払いをするのかは事前に家族内で話しておくこと
  • 食事会は別日に開催するのもアリ

七五三の食事会に厳格な決まりはありません。
形式にこだわることよりも、ご家族でお祝いする気持ちの方が大切です。

子どもの成長に感謝し、家族でこれからの明るい未来に思いを馳せる特別な機会です。
記念に残る七五三の食事会を過ごせますように。