女の子にとって七五三のヘアスタイルは、衣装選びと同じくらい大切だったりしますよね。
3歳の女の子は「髪が薄くてもアレンジできる?」といった髪の毛量や長さについて不安だったり、
7歳の女の子は「七五三で人気のある髪型にするにはどの位の長さが必要?」などのヘアアレンジの悩みがでてきます。
そこでこの記事では、女の子のヘア事情や七五三へ向けたヘアケアについて解説していきます。
これから七五三を控えている女の子とそのママたち必見です!
3歳の七五三ヘア事情
髪の毛の個人差が大きい
3歳の子どもの髪は、髪の毛が短い・薄い・柔らかいといった悩みを持つ方も多く、子どもによって個人差が大きいです。
「長さがなくてもアップにできる?」
「ボリュームのあるふんわりとしたスタイルはできる?」
などの心配をするパパ・ママもいますが、結論から言うと問題ありません。
3歳の七五三では付け毛(ウィッグ)を使うことで、着物に合うアレンジの幅が広がります。
付け毛の他にも大きいヘア飾りをアクセントにすることで、華やかな印象にすることができます。
手際良くできるアレンジがメイン
長時間のヘアセットは集中力を保てず、飽きてしまう子どもが多いものです。
ヘアセットは時間を掛けたヘアスタイルというよりも、手短にアレンジできるヘアスタイルが中心となります。着物の着付け含め子どもへの負担が掛からないことを優先にして行います。
3歳はアップスタイルが人気
3歳の七五三はお団子、ツインテール、日本髪などのアップスタイルが人気です。
地毛でアップスタイルにするには、おおよその目安として襟足の長さが約5cmほど、肩につく位の長さがあればアップにすることが可能です。
髪が少ない・柔らかいなどボリュームを出したい場合はウィッグで簡単に作ることもできます。
7歳の七五三ヘア事情
髪が伸びアレンジの幅が広がる
7歳の女の子は「こうしたい!」「ああなりたい!」というイメージや憧れを持ち、七五三に向けて髪を伸ばし始める女の子が多いです。
髪が伸び毛量も増えることでアレンジの幅が広がり、お姉さん感のあるヘアスタイルや個性が引き立つようなヘアスタイルなど凝ったスタイリングができるようになります。
ダウンスタイルや日本髪が人気
7歳の七五三は髪の長さを活かしたダウンスタイルが人気で、サイドダウンやお姫様のような編み下ろしが選ばれています。
3歳の七五三でも人気のある日本髪は、7歳の七五三になるとあどけなさが無くなり魅力的な印象に変わります。
日本髪を地毛で結ぶ場合は胸下位の長さ、前髪は鼻が隠れる位の長さが目安です。
7歳の七五三の髪型や七五三用の髪飾りについては、こちらの記事で詳しく紹介しているのでチェックしてみてください。
いつ頃から伸ばすべき?
1年位前から準備を始める子が多い
七五三に向けて髪を伸ばし始める時期は、そのときの髪の長さ・性別・年齢によって異なります。
個人差がありますが1年を目安にしてみるとよいでしょう。
成人の髪が伸びる速さは1ヶ月に約1cmとされ、子どもは成人より髪の毛や爪が伸びる速度が早いと言われています。
1年で伸びる髪の長さの目安はヘアスタイルの印象が変わります。
ショートスタイルの女の子はミディアムスタイルになりアップのアレンジが可能に。
ダウンスタイルや希望するヘアスタイルが決まってる場合は、七五三に向け逆算して伸ばすとよいでしょう。
綺麗に伸ばすための子どものヘアケア
髪を伸ばしていくと毛先が絡まったり、痛んでしまうことがあります。
そのような場合は、毛先を中心に少量のトリートメントやヘアオイルでケアをするとよいでしょう。
手触りが良くなり髪の絡まりが軽減されます。
ドライヤーでしっかり乾かすことも髪を傷ませないために大切です。
付け毛を活用するのもあり!
付け毛を使うメリット
着物姿はヘアスタイルにボリュームをもたせると華やかでバランスの良い仕上がりになります。
ボリュームを作るには「毛たぼ」と呼ばれるつけ毛を用いる他、髪の毛をクシですいて逆毛を立てボリュームをだすことも可能です。
ただ、子どもの柔らかい髪の毛には負担が掛かりやすいため、七五三のヘアスタイルでは付け毛が多用されます。
前髪用の付け毛、ポニーテール用の付け毛などさまざまなバリエーションがあるのでポイント使いもおすすめです。
使い方は簡単でシュシュタイプになっているものは、小さいお団子に結ぶだけで簡単につけることができます。
セルフヘアアレンジするママたちも手軽に使えると人気を集めているので、子どもの髪の毛で悩んでいる方は付け毛を上手に活用してみましょう。
まとめ
七五三に向けた女の子のヘアケアについて解説しました。
- 3歳は付け毛を利用したアップスタイルが人気
- 7歳は髪の毛の長さを活かしたアレンジが人気
- 肩につく位の長さがあればアップが可能
- 七五三に向けて髪を伸ばしたい場合は、髪が伸びる速度から逆算して考えよう
いかがでしたでしょうか。
子どもの髪の悩みは付け毛やアレンジを加えたり、髪を伸ばしていくことでさまざまなヘアスタイルを楽しむことができます。
とっておきのヘアスタイルで七五三当日を迎えましょう!