七五三衣装はレンタルと購入どっちにする?価格や注意点を比較

七五三衣装はレンタルと購入どっちにする?価格や注意点を比較

七五三の衣装はレンタルするか購入するか、どちらにしようか悩みますよね。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、ご家族の都合に合わせて最適な方を選ぶとよいでしょう。

そこでこの記事では、七五三の衣装をレンタルと購入する場合のそれぞれの違いを比較しています。

「レンタルと購入の価格相場は?」
「どこでレンタル・購入できるの?」

などの疑問も合わせて解説していくので、七五三の着物を準備するママ・パパたちに役立つ内容です。
ぜひ参考にしてください!

七五三の衣装はどうやって準備する?

1.スタジオの衣装をレンタルする

スタジオの衣装をレンタルするケースです。
撮影と衣装レンタルがセットになったプランを用意しているスタジオもあり、手軽に利用することができます。

2.着物レンタルサービスを利用する

スタジオで用意されている衣装をレンタルするのではなく、自身で衣装を手配することで豊富な衣装の中から、お気に入りの1着を選ぶことができます。
自身でレンタルの手配をした衣装を持ち込み、スタジオで撮影することも可能です。

3.着物を購入する

ハレの日の着物だからこそレンタル品ではなく、新品に袖を通したという方は、衣装を購入するのも選択肢の一つです。
レンタルするよりメリットが大きい場合もあります。

次の項目でメリットを紹介していきます。

七五三の着物をレンタルするメリット

購入するより費用が安い

購入と比較するとレンタルは費用が安く抑えられます。

着物を購入し、長く愛用するには定期的なクリーニングが必要になりますが、
レンタルは、着用後のお手入れが不要です。
着物のメンテナンスなどの費用も含め、総合的に判断してもレンタルの方が安価だと言えます。

小物を揃える必要がない

基本的にレンタルをする場合、小物を含むセットプランが中心です。

着物を着るには、着付けに必要な小物や装飾品が必要になります。
一から揃えるのは、相応の労力と費用が掛かるもの。
手軽に利用できるのがレンタルのメリットです。

七五三の着物をレンタルするデメリット

選べる着物の選択肢が限られる

七五三の直前では、好みのデザインが選べないということもあるでしょう。

基本的にレンタルの着物は、定番カラー・定番デザインが中心に揃えられているので、周りのお友だちと同じような着物になることもあります。

また、レンタルのセットプランに含まれる髪飾りやバッグなどの小物類は色や柄を選べないことが多いです。

日程変更がしにくい

レンタルでは使用日が決まっているため、柔軟に日程を変更することができません。

スタジオでレンタルする場合は、使用日の翌日までに返却が必要であったり、ネットでのレンタルは、おおよそ3泊4日での返却が求められます。

子どもの体調不良や天候不良などの不測の事態への対応が難しいです。

七五三の着物を購入するメリット

こだわって着物を選ぶことができる

老舗のブランドの着物、流行りのデザイナーが手掛けた着物、個性が輝くデザインの着物など、自分だけのお気に入りの一着を選ぶことができます。
子どものサイズに合わせて仕立てることも可能です。

着回しができる

七五三でしか着なければ勿体無いと考える方もいるかもしれませんが、
下に兄弟・姉妹がいれば着回すことができます。

近年では小学校の卒業式だけではなく、
保育園・幼稚園の卒園式に袴で参加する子どもの姿も多く目にするようになりました。
着物の着用頻度が多い程、メリットが大きくなります。

また、子どもが親になったとき、その子どもが着ることもできるので、
成人式のママ振袖が価値あるものとして支持されているように、ママ・パパが子どもの時に着た七五三の着物も、次の世代へ受け渡すことができます。

七五三の着物を購入するデメリット

子どものサイズに合わせたお直しが必要

子どもの着物はもともと大きめに作られ、
「肩上げ」「腰上げ」と呼ばれるサイズのお直しを行います。

肩上げとは腕の長さの丈、腰上げは着物の裾の丈を調整するものです。

レンタルの場合は、これらのお直しが施されていることが多いのに対し、購入する場合はこのようなお直しを加えていく必要があります。

着用後のお手入れが必要な場合もある

着物の素材が正絹もしくはポリエステルかによってお手入れの仕方が異なりますが、
正絹の場合は、水分に弱いため自宅での手洗いができません。
購入後の正しい保管とお手入れが必要です。

レンタルと購入の価格相場

レンタルの費用相場

3歳女の子(三つ身)5,000円〜1,5000円
5歳男の子(羽織袴)5,000円〜15,000円
7歳女の子(四つ身)10,000円〜20,000円

購入の価格相場

3歳女の子(三つ身)10,000円〜
5歳男の子(羽織袴)15,000円〜
7歳女の子(四つ身)20,000円〜

上記の平均はあくまで参考までに。

レンタル・購入ともに、
七五三の年齢、着物の素材、ブランド、購入店によって衣装の平均費用が異なります。

相場価格からすると、レンタルと購入の費用はおおよそ同じ位です。

購入するとしても数千円から販売していることもあり、
ものによってはレンタルと同じ位の相場で新品を購入できることもあります。

購入の場合、素材によって金額が変わる

着物を購入する場合、素材によって価格に大きな幅があります。
着物の素材は主に、ポリエステルと正絹です。

ポリエステルは、化学繊維であるため価格が安価で、汚れに強くシワになりにくいので、洗濯しやすい着物を選びたい場合は、ポリエステル生地の着物がおすすめです。

正絹は絹であるシルク100%で作られているため、圧倒的な高級感があります。
美しい光沢感としなやかな肌触りが特徴で、古くから着物に用いられてきました。
ただ、価格は高価であり、デリケートな素材であるため、手入れを加えていく必要があります。

七五三衣装はどこでレンタル・購入する?

七五三の衣装を準備する際、まず始めに悩むのが「子どもの着物はどこでレンタル・購入できるの?」という点ですよね。
着物のレンタル・購入先によって、メリットが異なります。
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

デパート・百貨店

もともと百貨店の前進は呉服店でした。
そのため、質の高い着物が豊富に取り揃えられています。
オーダーメイドで着物を仕立てることもできるので、こだわって着物を購入することができます。

呉服店

路面店やショッピングモールの中に入っている呉服店では、試着をして決めることができたり、販売員と相談しながら着物を選ぶことができます。

ネット通販

楽天、Yahoo!、AmazonなどのECサイトでは、リーズナブルな価格帯の着物をレンタル・購入することができます。
特にレンタルのネット通販は、利便性が高く郵送で簡単にレンタルすることが可能です。

フリマ・オークション

メルカリなどのフリマアプリや、オークションサイトで購入することも可能です。
子どもの成長にともないサイズが小さくなった着物を出品する方が多く、個人間取り引きでは、使用頻度が少ないものを安価で購入しやすいです。

リサイクルショップ

中古品をリーズナブルに購入することができます。
単品で足りないものがあるときは個々に購入しやすく、掘り出し物に出会える可能性があるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
七五三の着物をレンタル・購入する場合の選び方のポイントについてまとめました。

  • 「コスト重視」「手軽に利用したい」方はレンタルがおすすめ
  • 「兄弟・姉妹がいる」「こだわりの着物を着たい」方は購入がおすすめ
  • 着物の素材が正絹もしくはポリエステルかによって金額が異なる
  • どこでレンタル・購入するのかお店選びも大切

レンタルと購入のメリット・デメリットを考え、失敗や無駄のない衣装選びをしましょう!

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