先日のことになりますが、ついに保育園卒園!
思いのほか立派な卒園式で、実に感動的でした。
実は、私が保育園を卒園したのはかれこれ30余年前なのですが、丁度おたふく風邪にかかり、出席できなかったことを思い出します。
折しもこの3月、うちの保育園ではインフルエンザが猛威をふるい、一時はクラスの3分の1がお休みする事態に。
うちの息子もいつインフルっちゃうかと…ヒヤヒヤしていました。
そもそも今時の卒園式がどんなものかわからないのですが、本当に立派に子どもたちの門出を祝っていただきました。
壇上には立派なお花が飾られて、中央には赤い毛氈、子どもたちの見事な答辞…
先生方も正装し、女性の担当先生は袴姿でした。
一人ひとりが卒園証書を授与し「小学校に行ったら○○がんばります!」と宣誓します。
これに対し、親が「一緒にがんばろうね!」とか「△△くんならできるよ!」など声援を送るという演出なのですが、もう感涙でセリフがまともに言えてないママ多数。
あの子もこの子も、本当に立派でした^^
保育園に入る前には、実は勢の子どもとか苦手だった私…。
でもこの3年間、息子とともに育ってきたお友達を見るにつけ思い出がよみがえり、感慨深いものがありました。
息子を育ててもらった保育園で、私自身の親としての情操やスキルも育ててもらったのだなぁとしみじみ思いました。
さて、卒園式での子どもたちの装いですが、男の子はやっぱりスーツ多目でしたね。
でもみんな個性をキラリと光らせており、渋く三つ揃えだったり、ダブルのスーツだったり、ネクタイも蝶ネクタイだったり、流石今ドキ男子はオシャレよのぅ。
女の子は意外にコンサバで、みんなモノトーン系の上品ワンピが多かったですね。
もっとAKBっぽい子がいっぱい居るのかと思っていました。
そして袴の女の子は、何とたった一人。
舞子ちゃんに「いっぱい写真撮ってきて」って言われたんですが、残念ながら。。
びっくりなのが、袴の男の子が二人!
実はうちの息子ともう一人のお友達なのですが、黒紋付袴で出席しました。
卒園式の少し前に、お友達のお母さんから声をかけられまして
「袴持ってらっしゃるって聞いたんですが…一緒に卒園式に袴で出ませんか!?」
と、お誘いいただきました。
そのお母様はファッション関係のお仕事をされていてとてもオシャレな方なのですが、日本男児のクールな紋付袴を、ぜひ卒園式で我が子に着せたい!とのお考えだったそうです。
息子の七五三に、夫が七五三で着た紋付袴を着せた…という話を覚えていらっしゃって「ぜひ一緒に!」と声をかけてくださったそうです。
そんなわけで、当日は黒紋付袴の凛々しい男児が二人。
他のお母様方からは
「歌舞伎の襲名披露みたい!かっこいい!」
何て言ってもらっちゃいました。
息子らもまんざらではない様子で、堂々と座っていました。
びっくりしたのが、卒園式の数日前に引っ張り出した紋付袴、すっかり袖が短くなっていて、慌てて肩上げし直しました。
一年弱で10センチ近く腕が伸びてるってことなんですかね?
驚きました。
やっぱり、卒園式や卒業式、袴っていいですね。
きりっとします。
禁止している園や学校もあるそうですが、本来の日本の民族衣装ですからね…積極的に着るべきだと思うんですけどねぇ。
再来週には入学式。
いやー、この春の展開の早さったら、目が回りそうです!
お待ちしてま~す♪