七五三は数え年?実年齢?【2023年版】年齢早見表付き!メリットデメリットも紹介

七五三は数え年?実年齢?【2023年版】年齢早見表付き!メリットデメリットも紹介

七五三といえば、3歳・5歳・7歳の実年齢でお祝いするのが一般的ですが、数え年で七五三をお祝いするご家庭もあります。
皆様は数え年と実年齢どちらで七五三をお祝いしますか?

日常であまり馴染みのない数え年の数え方。
ややこしくて分かりにくいと言う方もいるでしょう。

そこでこの記事では
そもそも数え年とは?
数え年だと何歳になるの?
七五三はどちらの方が正しいの?

といった疑問を解消していきます。
ぜひ参考にしてください!

数え年と実年齢(満年齢)の違いは?

数え年とは

数え年とは、古来の年齢の数え方で生まれた日を0歳ではなく1歳とします。
1月1日に年を重ねるので、お正月を迎えると+1歳になります。

例えば、12月1日に生まれた赤ちゃんは生まれた日が1歳で、翌1月1日になると数え年では2歳として数えるのです。
そのため、実際の年齢から1歳もしくは2歳の幅が生じます。

そもそも数え年は、仏教の考えに基づきアジア圏で古くから使われてきました。
日本でも長きに渡り数え年が使用されていましたが、明治時代以降西洋の文化に合わせるため、満年齢(実年齢)が使用されるようになったのです。

しかし、実生活では数え年が使用され、数え年と満年齢が混在するなか今から約70年前の1950年に国・地方公共団体の機関に対して「満年齢」の使用が義務付けされました。

このような時代背景から、世代の離れた方は七五三を数え年で数える方もいるでしょう。
また、現在でも厄年や還暦のお祝いでは数え年が用いられています。

実年齢とは

実年齢は日頃私たちが使用している年齢の数え方です。
生まれた日を0歳とし、誕生日が来るたび+1歳とする数え方です。

七五三は数え年より実年齢でお祝いする割合の方が高く、一般的に3歳・5歳・7歳の実年齢でお祝いをします。

数え年・実年齢早わかり一覧表

【2023年版】今年の対象者一覧表

3歳5歳7歳
数え年2021年令和3年2019年令和元年2017年平成29年
実年齢2020年令和2年2018年平成30年2016年平成28年

数え年・実年齢の年齢早見表

3歳
数え年
3歳
実年齢
5歳
数え年
5歳
実年齢
7歳
数え年
7歳
実年齢
2023年
(令和5年)
2021年
令和3年
2020年
令和2年
2019年
令和元年
2018年
平成30年
2017年
平成29年
2016年
平成28年
2024年
(令和6年)
2022年
令和4年
2021年
令和3年
2020年
令和2年
2019年
令和元年
2018年
平成30年
2017年
平成29年
2025年
(令和7年)
2023年
令和5年
2022年
令和4年
2021年
令和3年
2020年
令和2年
2019年
令和元年
2018年
平成30年
2026年
(令和8年)
2024年
令和6年
2023年
令和5年
2022年
令和4年
2021年
令和3年
2020年
令和2年
2019年
令和元年
2027年
(令和9年)
2025年
令和7年
2024年
令和6年
2023年
令和5年
2022年
令和4年
2021年
令和3年
2020年
令和2年
2028年
(令和10年)
2026年
令和8年
2025年
令和7年
2024年
令和6年
2023年
令和5年
2022年
令和4年
2021年
令和3年
2029年
(令和11年)
2027年
令和9年
2026年
令和8年
2025年
令和7年
2024年
令和6年
2023年
令和5年
2022年
令和4年
2030年
(令和12年)
2028年
令和10年
2027年
令和9年
2026年
令和8年
2025年
令和7年
2024年
令和6年
2023年
令和5年
2031年
(令和13年)
2029年
令和11年
2028年
令和10年
2027年
令和9年
2026年
令和8年
2025年
令和7年
2024年
令和6年
2032年
(令和14年)
2030年
令和12年
2029年
令和11年
2028年
令和10年
2027年
令和9年
2026年
令和8年
2025年
令和7年

数え年と実年齢で行うメリットとデメリットは?

数え年のメリット・デメリット

〈メリット〉

古くは数え年で七五三が行われてきました。
慣例を重んじるのであれば、実年齢ではなく数え年の方が正しいと言えるでしょう。

〈デメリット〉

数え年で七五三を行う場合、実年齢より1年〜2年早く七五三を迎えます。

例えば、3歳の七五三を数え年で行うと1歳もしくは2歳です。
この頃の子どもの1年〜2年の成長差は大きく、
「2歳での七五三はイヤイヤ期と重なって大変だった」
と後悔する意見も多く聞かれます。

実年齢のメリット・デメリット

〈メリット〉

前述の通り、七五三のお祝いは実年齢で行うご家庭が多いです。
同学年のお友達と同じタイミングで七五三のお祝いがしやすいでしょう。

七五三の衣装もこの年齢の平均サイズを中心に作られています。
サイズが揃っているので、衣装を選びやすいというメリットがあります。

〈デメリット〉

実年齢で七五三を行うことにデメリットは特にありませんが、7歳の女の子の七五三は実年齢だと小学校1年生です。
小学生になってからの七五三は忙しいという意見もあります。

数え年で数えると5歳もしくは6歳であり、幼稚園や保育園に通っている年齢です。
スケジュールの調整がしやすい小学校進学前に、七五三のお祝いをするのも選択肢の一つでしょう。

どちらが正解なの? 

決まりはないのでどちらでもOK!

昔は数え年で行われてきた七五三ですが、現在は実年齢が一般的であるように決まりはありません。
ほとんどのご家庭が都合に合わせて柔軟に選択しています。

数え年と実年齢を組み合わせるケースも

兄弟・姉妹揃って七五三のお祝いを行えるように数え年・実年齢を組み合わせてお祝いをすることはよくあります。

年の近い兄弟・姉妹がいると、毎年のように七五三のお祝いをしなくてはいけないというご家庭もあるでしょう。
上の子どもは実年齢、下の子どもは数え年のような例で、七五三のお祝いを上手く組み合わせてもよいのです。

兄弟・姉妹一緒にお祝いすることができたら喜びも2倍になりますね。

まとめ

七五三の数え年と実年齢の違いについてまとめました。

  • 数え年の数え方は、生まれた日を1歳として1月1日に+1歳
  • 実年齢の数え方は、生まれた日を0歳として誕生日に+1歳
  • 昔は数え年を使用していたが現在は実年齢が主流
  • 数え年と実年齢では1歳〜2歳のずれが生じる
  • 兄弟姉妹の年齢に合わせて数え年と実年齢を掛け合わせてもOK

数え年と実年齢で行う七五三、どちらが正しいという答えはありません。
子どもの成長やご家庭の都合に合わせて、ベストなタイミングで七五三を迎えましょう!