子供が自分で出す年賀状、気をつけるポイントは?

こんにちは。運営スタッフです。
もう11月も終わりますね。
そろそろ、本格的に年賀状の準備をしなきゃ!と焦り出す時季ですよね。
どの写真を使おうかと、デジカメやスマホの画像チェックをしたり、
プリンターのインクは切れていないか確認したり、
年賀はがきを買いに行く前に、
まずは『ん?そもそも、何枚いるんだっけ?』というところから始まりますよね。
そんなお母さんの様子を見て、
「ボクも年賀状、書きたい!」
「ワタシも○○ちゃんに年賀状出したいの!」

と言うお子さんもいらっしゃるかもしれません。
『えーっ!年賀状?って、一人で書けるの?? 誰に??? 何を書くの????』と、
一瞬戸惑いますよね。
そこで、今回のテーマは『子どもが自分で出す年賀状、気を付けるポイントは?』です。

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◆年賀状とはどんなもの?

年賀状は、無事に新年を迎えられた喜びと、日頃の感謝の気持ちを伝えることができる、
新年最初のご挨拶です。
子供にとっては、「ちょっとかしこまった手紙」という感覚でしょうか。
年賀状を書く前に、まずは子供に
『年賀状とはどういうものか』をきちんと教えてあげましょう。
年賀状は、新年をお祝いするものなので、
明るく、楽しく、前向きな内容を書くことが大前提ですよね。
そして、きちんと丁寧に書くことを伝えましょう。

 

◆年賀状の基本的な構成

年賀状は、一般的に、賀詞、本文、結びの言葉、年号で構成されています。

①賀詞:「あけましておめでとうございます」など。

②本文:大人なら「旧年中はお世話になりました」などですよね。
子供なら、来年頑張りたいことや、送る相手へのメッセージにしましょう。

③結びの言葉:「今年もよろしくお願いします」「今年も仲良くしてね」「今年も一緒に遊ぼうね」など。

④年号:「平成○○年 元旦」が一般的です。

 

◆保育園・幼稚園の場合

まだ字を書くのが難しいなら、

・ぬり絵のように、下書きしてある絵に好きな色を塗る
・自分の好きなシールを貼る
・切り紙、折り紙、毛糸、布を貼って飾る

など、子供が自分でできそうなことを探して、させてあげましょう。
注意が必要なのは、折り紙や布などを貼りたいなら、必ず全ての面をはがきに密着させて、ぷかぷか浮いた部分がないように貼り付けることです。
年賀はがきは、郵便番号別に自動で振り分けてくれる機械に通されるため、
しっかり密着していないと剥がれてしまいます。
極端に分厚い、重いものは避けましょう。
先生に出す場合、差出人の名前は子供だけでいいのか、親と連名がいいのか、
裏面には親も一言書き添えるべきなのかと悩みますよね。
差出人は子供だけでも失礼にはあたりません。
親から先生への言葉も必ず書かなければならないことはありませんのでご安心を。
宛名の敬称は「様」ではなく「先生」と書きましょう。

 

◆ここに注意!!子供の年賀状チェックポイント

●「× 去年はありがとう」 ⇒「○ 昨年はありがとう または 旧年はありがとう」
「去」の字は縁起が悪いとされています。「旧年」「昨年」と書きましょう。

●「× 来年もよろしく」 ⇒ 「○今年もよろしく」
実際に年賀状が届くのは年が明けてからですが、年内に書く場合はつい「来年」と書いてしまいがちです。

●「× 平成○○年一月一日 元旦」 ⇒「○ 平成○○年 元旦」
「元旦」は新年1月1日の朝を指します。「元旦」だけでOKです。

子供が書き終えた年賀状は、投函前に必ず親が最終チェックをすることをお忘れなく。
表面の送り先の宛名、裏面に誤字脱字がないか、送り主の自分の名前があるかどうかです。
「えっ?間違いだらけ!出す前で良かった~」ということも、しばしばです。
また、年賀状は、出した相手だけでなく、その家族を始め、不特定多数の人が目にします。
誰に見られても恥ずかしくない内容になっているか、目を通してあげましょう。

 

いかがでしたか。
何よりもまずは、子供が「年賀状を自分で書きたい!」と思う気持ちを大切に尊重してあげましょう。
年賀状を書く相手は、友達や担任の先生、幼稚園・保育園時代の先生(※小学生の場合)、塾や習い事の先生、おじいちゃんやおばあちゃんなど、大勢います。
誰に、どんな内容を書くか、子供が自分で考えて書くのは、とてもいい経験になりますよ。
年賀状は、新しく迎える年に届く、最初の手紙です。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」だけでは、ちょっと味気ないですよね。
最近は、宛名も文面も全て印刷する人が多いだけに、
手書きの年賀状の温かさがより貴重で、大切に感じられますよね。
親が「年賀状=書かなければならないモノ」という義務感を持っていると、
子供にも伝わってしまいますよ。
お母さんも、送る相手のことを考えながら、
一言でも手書きのメッセージを添えてみてはいかがですか。

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